特色
理念
- 安全な治療
- 自然な仕上がり
- 痛くない治療
- 気持良い診療
安全な治療
医療を行う上で、安全性が最も大切なことは言うまでもありません。 手術という医療行為は、本来、非常に危険であるという認識のもとに立っております。 もちろん、危険なことを安全に運ぶのは医療の技術ですが、技術が進歩した昨今、その危険性は、忘れられがちです。 患者様とともにこのような認識を共有し、手術などの医療行為においては慎重な姿勢で望んでおります。自然な仕上がり
自然な仕上がりとは、際立つこともない、何の変哲もない平凡なスタイルのことではありません。 自然の逆は不自然ですが、不自然な仕上がりということは、つまりは、 手術したことがわかってしまうような結果のことを言います。 手術したことがわからない、美しく、なおかつ、細部にわたり医学的・解剖学的観点から正常を逸脱しない肉体美を 目標としています。 また、手術による傷跡につては、とりわけ気を使って縫合しております。 縫合の技術は、一朝一夕で得られるものではなく、研修医の頃から、どんなにささいな手術においても、 最高の縫合ができるよう、縫合の技術を切磋琢磨してきました。痛くない治療
治療に伴う痛みは、従来軽視されがちでしたが、当院では、医療においては非常に大切なことだと考えております。 局所麻酔でも、技法によりまったく痛みは違ってきます。そのため、麻酔薬、注射針、麻酔技術など改善を重ねてきました。 とりわけ、美容にかかわるような眼瞼の手術などでは、ちょっとした修正などが必要な場合も あります。最初の手術が痛くなく楽に受けられることが、修正手術へのためらいを減らす重要なポイントです。気持ち良い診療
診療所とは、一般的には、訪れて楽しいところではありません。そのようなイメージを拂拭するためにも、 接客、サービス、クリニックの雰囲気が、患者様の気持ちよさにつながるよう、努めてまいります。全身麻酔
当院は、全身麻酔の行える設備を備えており、これまで、1週間に1例ほどの全身麻酔を滞りなく行ってきました。鼻の形成
当院の専門分野です。特に、斜鼻などで行う鼻骨骨切り術は多数こなし、ノミなどの独自の開発により、 術中の出血、術後の腫れを格段に抑えることができるようになりました。また、独自の死体解剖による研究成果も 手術の技術の基礎となっております。鼻の形態は思ったほど単純ではありません。鼻の美しい「肉体美」を形成するためには、 基本となる骨・軟骨の形態を含めて、中から美しくして行く必要があります。
また、どのような人にも、生まれ持った鼻の持つ、決して手術では再現できない 美しく複雑な構造が各所に潜んでいます。 このような部位の形態を手術によって壊したり切除したりしてはいけないことも、忘れてはいけない重要な事柄です。
眼瞼下垂症・眼瞼の形成
まぶたの構造は極めて繊細で複雑です。 このような解剖学的な構造は、 数多く手術を経験しないとわからない部分も多くあり、また、独自の死体解剖による研究成果も 手術の技術の基礎となっております。実際の手術は3㎝程度の術野の中のミクロの世界です。当院で使用している拡大鏡は、マイクロサージャリ―で用いる 顕微鏡に似た構造をしており、ちょうど、2-3mmの微小血管の縫合を行うのと同様の感覚で 手術ができます。大阪大学で多数のマイクロサージャリ―による移植術の経験が役に立っていると実感しております。
また、まぶたの皮膚の手術の傷跡はわからなくなるとよく言われますが、実際には傷が目立つというトラブルも少なくありません。
当院では、皮下組織をできる限り温存し、デコボコにならないようにするとともに、 皮膚は、マイクロサージャリ―で微小血管を縫合するのと同様の技術で縫合しております。